2019年03月07日

「臨床心理士の関わり―コラージュ療法について―」

雨が降ると一気に気温が下がりますが、晴れ間の暖かさに春の訪れを感じさせられますね。皆様、いかがお過ごしでしょうか。


今回のブログでは、福岡聖恵病院の臨床心理士が行っている、コラージュ療法についてご紹介いたします。


コラージュとはフランス語で、のり付け(すること)を意味します。雑誌やパンフレットなどから選んだ部分をハサミで切り抜き、台紙の上で再構成して、のり付けするというのが基本的な方法となっています。子どもから高齢者まで、幅広い年代の方が取り組むことができる、アートセラピーの一種です。


コラージュを作成することで、自己表現やカタルシス(精神の浄化)が可能となったり、作品を通して自分に対する理解を深めることができたり、また、グループで行うことによって、他者とのコミュニケーションが促進されるなど、様々な効果があることが報告されています。


こちらの写真は、ある日の院内でのコラージュ療法の最中の風景です。

コラージュ療法@.JPG


コラージュ療法A.JPG

参加された皆さんは思い思いの方法で、世界にひとつだけのコラージュを作り上げていました。それぞれの方の、作品に対する思いや哲学に耳を傾けると、普段の生活の中では語られることのない、皆さんの深い喜びや悲しみがコラージュの中に込められているのだと、しみじみと感じさせられました。

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posted by 福岡聖恵病院 at 08:00 | めぐみだより

2019年03月06日

退院後訪問調査

こんにちは、リハビリです。

毎日きつい中、運動や作業に取り組み患者様は日々頑張っておられます。その期待に応えられるようリハビリも自宅や施設等、今後の生活を想定して練習します。そのため、僕たちは事前に自宅や施設に訪問に行き、環境調整や動作指導を行います。しかし、実際に家に帰るとなかなか上手くいかないことが多いです…。


先月退院された患者様家族から、退院翌日に介助が大変で、動きが悪いとご連絡がありました。完全に自分の力不足です…。

後日、看護副部長・相談員・ケアマネージャーの方々に協力してもらい、退院後訪問調査に行きました。事前にケアマネージャーさんにベッドを介護ベッドに変更してもらい、退院して数日経っていたため家族・本人も慣れたのか、いざ行ってみると元気に生活されていました。また、環境や動作の調整・指導をご家族様がしっかりとされていました。自分が行ったことに意味があったと確認でき、とても貴重な体験になりました。


特に驚いたのは、家では寝てばかりの生活だったのが、入院中、塗り絵を提供していたことで、退院しても自ら率先し家でも塗り絵を行われていたことです。入院中の作業提供が患者様の生活を変容させる事を改めて確認し、勉強できる良い経験となりました。また、今後も他職種と協働しチームとして支援していけるよう頑張ろうと思いました。


      DSC00906.JPG

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posted by 福岡聖恵病院 at 08:00 | めぐみだより

2019年03月05日

ひな祭り


お久しぶりです。食事療養室です。


3月に入り、寒さも少しずつ和らぎ、日も長くなってきました。


祖母の家に行った際に、どこからかいい香りがするなぁと思ったら、沈丁花の花が咲き始めていていました。春の足音を感じます。


3月1日は、ひな祭りの行事食を提供しました。


「ひな祭り 昼食 献立」


  • ちらし寿司

  • かきあげ

  • 菜の花のゴマ和え

  • 吸い物(しじみ)

  • ひなあられ

  • ジョア ブルーベリー

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春らしく、色鮮やかな献立でした!豪華メニューです!

味も抜群に美味しくできました。 (#^.^#)


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posted by 福岡聖恵病院 at 16:03 | めぐみだより

2019年03月04日

「新・放射線室の旋風(かぜ)➉ 後編」

(嫁と姑 A)


そして和尚さんに言われたように、その後は愚痴のひとつも言わず、毎日毎日姑に言われるがままに行動をとりました。憎たらしい姑ですが、あと一年の辛抱です。


姑「風呂がぬるい!凍えさせるつもりか。もっと沸かさんか!」

嫁「喜んで!!」


姑「何だこの料理の味付けは!こんなの我が家の味じゃない。すぐ作り直せ!」

嫁「喜んで!!」


そんなストレスの溜まる日々が続いていたのですが、数ヵ月くらい過ぎた頃から、次第に姑の態度が変わってきたのです。


姑「あんたは本当に良く働くねえ。いい人に嫁に来てもらえて良かったよ。」


次第に様変わりしていく姑を見ていると、嫁は死に至る薬を飲ませてしまった自分の行為が、後悔の念として自分に押し寄せてくるのを感じる様になりました。そしてとうとう気持ちが追い詰められ、再びお寺の和尚さんのもとへ駈け込んで行きました。


嫁「和尚さん。私は、なんてことをしてしまったのでしょう!あんなにいいお義母さんにとんでもない薬を飲ませてしまいました!!私は・・・、私は・・・。」


嫁は泣きじゃくりました。


和尚「そうですか。でも大丈夫。実はあの薬は、ただの木の実なのです。間違っても死にはしませんよ。これからはお義母さんと仲良く暮らしてくださいね。」


嫁「和尚さん!!ありがとうございます。本当にありがとうございます!」


その後、嫁と姑はいつまでも仲良く暮らしましたとさ。 おしまい。


・・・と言う内容だったのです。どうでしたか?そしてご存知の方いますか?おそらくいませんよね。でも何故か私は覚えているんですよ(笑)


もし今現在、嫁姑問題でお困りのお嫁さんがいらっしゃいましたら、参考にされてみてはいかがですか?(毒を盛ったらダメですからね)

明るい未来が待っているかも知れませんよ  (*^_^*)


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posted by 福岡聖恵病院 at 08:00 | めぐみだより

2019年03月01日

新・放射線室の旋風(かぜ)➉ 前編」

(嫁と姑)


皆さんは「まんが日本昔ばなし」を見たことがありますか?もうすでに亡くなってしまいましたが、市原悦子さんと常田富士男さんが語り手をされていて、その独特な雰囲気に、いつの間にか引き込まれていきましたよね。最高のゴールデンコンビでした。若い方は、ご存知ないのかな?

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そんな「まんが日本昔ばなし」には、金太郎や桃太郎を始め、舌切り雀、かちかち山、花咲か爺さんなどなど誰でも知っているような話がたくさんあります。しかし、そのようなメジャーな話ではないにも関わらず、私にはその題名は全く覚えていないのですが、内容だけは何故かいまだに覚えているものがあるのです。それはこんな話でした・・・。


むか〜しむかし、ある所に、おばあさんとその息子夫婦が住んでおりました。


嫁は毎日のように姑にいびられ、嫌味を言われたりで、本当に姑のことが大嫌いでした。そんなある日、嫁はとうとう我慢の限界が来てしまい、ついに「殺してやりたい!」と思うまでになってしまいました。そして嫁は村のお寺に行き、和尚さんにそのことを相談しました。


嫁「和尚さん!どうにかしてください。お義母さんが、憎くて憎くてたまりません!毎日毎日いびられ続けて、もう限界です。いっそのこと殺してしまいたい!」


嫁は泣きながら訴えました。


和尚「そうですか。それは大変でしたね。さぞ辛かったことでしょう。それではここに薬を用意しました。これをお義母さんに飲ませてください。これを飲んだ人は、一年後には死んでしまいます。これであなたの気は晴れることでしょう。ただし、約束してください。その代わりこれからの一年は、どんなことがあってもお義母さんの言うことには、素直に何でも我慢して聞くのです。分かりましたね?」


そう言われた嫁は、家に帰って早速、姑に薬を飲ませました。


嫁「これで良しw」    (続く)

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posted by 福岡聖恵病院 at 19:29 | めぐみだより