先月、沖縄へ家族旅行に行きました、家族全員で泊りの旅行は5年ぶりです(妻と子どもだけの旅行は時々アリ)。
私は初めての沖縄でして、前々から行ってみたかった『青の洞窟』に行き、初のシュノーケリングをしました。
集合場所に着くと、案内担当の方から「洞窟まで船で行きますが、お子さん、船酔いは大丈夫ですか?」と聞かれ、子ども達を含め、船酔いの経験は無かったので、心配していなかったのですが、「出発まで時間がありますので、一応準備されていたらどうですか?○○薬局がここから一番近くで、車で15分程です。」と言われ、念の為に用意しておくかと思い、妻と長男は、そのまま近辺を散策、私と次男は薬局へ行く事にしました。
カーナビに入力し、出発。しかし、目的地が近づいて来ると、車がナビ上で道路でない所を走行しており、周辺一帯が新しく造成中で、道も地形も変わっていました。
怪しい予感しかしないまま、ナビが案内した目的地へ着くと、最近作られた感じの公園があり、周囲に薬局らしき建物はなく、通行する車が時折走っているだけで人影もありませんでした。
仕方なく来た道を戻り、ダメ元で途中にあった地元のストアに寄り、酔い止めを探していると、次男が
「お父さん、あった。」
「でかした、息子よ!」
酔い止めを手にレジへ行くと、朝も早いとあってレジ担当(昔レディ)が1人でしたが、お客さんは、現在レジ打ち中の方がいるだけで、並んでいる方はいませんでしたので、待たずにすみそうです。
ピッ・・・、ピッ・・・、ピッ・・・。バーコードを読む速度が、普段行くイ○ンのレジの2倍位かかっています。
これもウチナータイムかなぁーと思っていると、突然、ピピッ!(レジにエラーがでた様子)。
何度バーコードを読んでも、ピピッ!ピピッ!
レジ担当(昔レディ)「あい?・・・○○さーん!」
店の奥から 「はーい。」
レジ担当(昔レディ)「ちょっとー。」
店の奥から「はーい。」
20秒ほどで○○さん現れ、〇〇さんもマイペース・・・(嗚呼、ウチナータイム)程なくして、レジ再開。
兎にも角にも遅くなってしまい、急いで集合場所に戻ると、なんたるちゃ!港までの送迎車が我が一家と、もう一組のお客を乗せて、スライドドアを開けたまま少しづつ前に進んで出発しようとしているじゃありませんか!
妻がスライドドア開口部から「早く、早く!」と笑顔で急かします。
こちらではウチナータイムが適用されない(後から聞くと、運転手さんは京都のご出身ということで大いに納得す)。
子どもを先に降ろし、急いで駐車。送迎車に向かって階段を走り下りていると、途中でサンダルが脱げて「お前はシンデレラか!」と沖縄でも妻になじられ(車内は爆笑)、何やら慌しいまま港へ到着。
それから10分程船に揺られ、青の洞窟に到着しました。

いよいよ潜る事に・・・すると、何と美しい!海は青く光り、沢山の熱帯魚が目の前数cmを泳いでいきます。


値段も普通で、観光地でのシュノーケリングでしたので、もっとミニマムなものを想像していましたが、まるで水族館の水槽の中に入った様で、この空間にいるだけで色々な溜飲を下げ、幸せな気分になれます!
久々に夢のような世界を体験しました〜、少々お高くてもダイビングを何度もする方の気持ちが分かります。またいつか沖縄に来て、必ずダイビングするぞ!と心に誓いました(笑)。
海から上がると、シンデレラは夢から覚め、足の短い普通のオッサンになってしまいましたけど(大笑)。
追記 次男が見つけた酔い止めは、後でよく見ると二日酔い用のドリンクでした(笑)。次男に聞くと、表記に『酔い』『効く』の文字があったので、これかと思ったのかと(小1なので無理もありません)。私も普段買わないので、うっかりしていましたが、酔い止めは薬局等、薬剤師が絡んでいないと扱えなかったかもですね〜。
その日の夜に、沖縄来たらオリオンビールでしょ!と、やむを得ずオリオンビールを買い込み、妻と乾杯しました。ついつい飲み過ぎてしまい、翌日にしっかりと役立ちました(笑)。 【了】