2015年04月15日

「世界がもし100人の村だったら」

久しぶりにこの本を開きました。ご存じの方も多いと思います。

以下、本文から英語対訳を除く日本語全文を記します。


「中学校に通う長女の担任は 生徒たちに、毎日メールで学級通信を送ってくださるすてきな先生です。そのなかに、とても感動したメールがあったのでみなさんにも送ります。少し長くてごめんなさい。

今朝、目が覚めたとき あなたは今日という日にわくわくしましたか?

今夜、眠るとき あなたは今日という日にとっくりと満足できそうですか?

今いるところが、こよなく大切だと思いますか?


すぐに『はい、もちろん』といえなかったあなたにこのメールを贈ります。

これを読んだら まわりがすこし違ってみえるかもしれません。


世界には63億人の人がいますが

もしそれを100人の村に縮めるとどうなるでしょう?


100人のうち52人が女性です 48人が男性です

30人が子どもで70人が大人です

そのうち7人がお年寄りです


90人が異性愛者で 10人が同性愛者です

70人が有色人種で 30人が白人です

61人がアジア人です 13人がアフリカ人 13人が南北アメリカ人

12人がヨーロッパ人 あとは南太平洋地域の人です


33人がキリスト教  19人がイスラム教

13人がヒンドゥー教  6人が仏教を信じています

5人は、木や石など、すべての自然に霊魂があると信じています

24人は、ほかのさまざまな宗教を信じているか あるいはなにも信じていません


17人は中国語をしゃべり 9人は英語を 8人はヒンディー語とウルドゥー語を

6人はスペイン語を 6人はロシア語を 4人はアラビア語をしゃべります

これでようやく、村人の半分です

あと半分は ベンガル語、ポルトガル語 インドネシア語、日本語

ドイツ語、フランス語などをしゃべります


いろいろな人がいるこの村では あなたとは違う人を理解すること

相手をあるがままに受け入れること

そしてなにより そういうことを知ることがとても大切です


また、こんなふうにも考えてみてください

村に住む人びとの100人のうち 20人は栄養がじゅうぶんではなく

1人は死にそうなほどです でも15人は太り過ぎです


すべての富のうち 6人が59%をもっていて みんなアメリカ合衆国の人です

74人が39%を 20人が、たったの2%を分けあっています


すべてのエネルギーのうち 20人が80%を使い 80人が20%を分けあっています


75人は食べ物の蓄えがあり 雨露をしのぐところがあります

でも、あとの25人はそうではありません 17人は、きれいで安全な水を飲めません


銀行に貯金があり 財布にお金があり 家のどこかに小銭が転がっている人は

いちばん豊かな8人のうちの1人です


自分の車をもっている人は 7人のうちの1人です


村人のうち1人が大学の教育を受け 2人がコンピューターをもっています

けれど、14人は文字が読めません


もしもあなたが いやがらせや逮捕や拷問や死を恐れずに 信仰や信条、良心に従ってなにかをし、ものが言えるなら そうではない48人より恵まれています


もしもあなたが 空爆や襲撃や地雷による殺戮や

武装集団のレイプや拉致におびえていなければ そうでない20人より恵まれています


1年の間に、村では1人が亡くなります

でも、1年に2人赤ちゃんが生まれるので来年、村人は101人になります


もしもこのメールを読めたなら、この瞬間、あなたの幸せは2倍にも3倍にもなります

なぜならあなたには あなたのことを思ってこれを送った誰かがいるだけでなく

文字もよめるからです


けれどなにより あなたは生きているからです


昔の人は言いました 巡り往くもの、また巡り還る、と


だからあなたは、深ぶかと歌ってください

のびやかに踊ってください 心をこめて生きてください

たとえあなたが、傷ついていても 傷ついたことなどないかのように愛してください


まずあなたが 愛してください

あなた自身と、人がこの村に生きてある ということを


もしもたくさんのわたし・たちが この村を愛することを知ったなら

まだ間にあいます 人びとを引き裂いている非道な力から この村を救えます

きっと」


この文章は、もともと一通のメールから始まり、受け取った人からまた次の人へと、多くの人にシェアされる過程で加筆を重ねたものだそうです。

あらためて、私たちは恵まれていると感じます。そして、100人の村人一人ひとりのしあわせを祈らずにはいられません。


100人の村.png

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posted by 福岡聖恵病院 at 09:13 | めぐみだより