2018年03月29日

夜空を舞う神秘の妖精 B

3.オーロラが見える高さ

オーロラは、太陽風と地球の磁場のバランスによって見える範囲が変わり、姿や形も全く同じものはない。地上から観える高さは、100キロ以上の上空で、幻想的で、ゆらめくカーテン状の色彩が大空で大スクリーンとなって辺り一面、妖精の大パノラマが展開される。


4.なぜ色が変化するのか

大気中には酸素や窒素が含まれ、その量よって色が決まると科学的に証明されている。ちなみにオーロラは、緑や赤の時は大気中の酸素に衝突した時、紫、青、ピンクの時は窒素に衝突した時とされている。また大気中の酸素や窒素の量がどれだけあるかで、その時の色が決まる。


(参考までに蛍光灯の仕組み)

蛍光灯は、管のなかにフィラメントと言うものが両極に入っている。

フィラメントとは、(電子管の中で電流を流し、光や熱電子や放出する細かい金属線、材質はタングステンや、ニッケルが用いられる)

そして、管の中に微量の水銀ガスが入っており、管の内側には白い発光塗料が塗られておりフィラメントに電流が流れると放電し、紫外線が発生して白色が輝き、この原理がオーロラ現象といわれる。


5.見る事の出来る季節と環境条件

季節に関係なくオーロラは、太陽風が発生している限り発光現象は出現しているが、昼間は明るいため観ることはできない。

冬:11月中旬〜4月下旬  夏:8月中旬〜9月下旬

条件:天気は快晴 空が暗いこと


人間の想像を超える事象を「神秘」と呼ぶが、オーロラも科学の力によりその仕組みがだいぶ解き明かされてきたが、まだ解明されていない部分も多い。しかし全てを科学的に証明する事も大切だが、私は、夜空に舞うオーロラの神秘的な自然現象が刹那的なひと時であったとしても、まだ解明されていない事があるにせよ、それも魅力の部分だと思っている。


オーロラは遥か、いにしえの頃より宇宙の精霊の如く出現し、人々に夢とロマンを与えてくれる素敵な贈り物だと思う。もちろん、その源となるのは太陽光なのである。

しかし宇宙の素敵な贈り物にも反面、地球に及ぶす影響も少なくない。現在、地球は環境による汚染が進み地球の磁場が減少してきていることも事実なのだ。

                                    (つづく)

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posted by 福岡聖恵病院 at 08:00 | めぐみだより