2019年01月29日

「終の棲家(ついのすみか)」

昨年の夏、引っ越しました。私の人生を振り返れば10回目です。

引っ越し先は夫の実家で、築130年以上の古民家を再生させたものです。30年以上も住む人はいなかったのですが、近くに畑や田んぼがあるので、この古い家を拠点にして週末などは野菜作りに来ていました。

長男がこの家をいつか再生させるからと言っていましたが、一昨年から長男の会社「住い幸房」が会社を挙げて手掛けてくれることになり、長男が大工の棟梁として、一年かけて古民家再生工事をしてくれました。

解体前はこんな感じでした。

解体前.JPG

骨組みだけにした後、補強や根継ぎ足固めなどを行ない、竹木舞工事、土壁塗り、い草による畳表張り、最後は土間の三和土作りを経て、一年がかりで出来上がりました。

根継ぎ.JPG


竹木舞.JPG


土壁塗り.JPG


い草畳張り.JPG

土壁や畳、三和土の作業はワークショップを開き、お昼のカレーも準備しました。子供連れの若い人達が沢山参加してくださいました。


「住い幸房」は、日本古来の木造建築の良さを後世に伝えるという使命を持っている会社です。参加した若者や子供たちの中から、こんな意志を継いでくれるような人が1人でもいてくれたら・・・、と期待しているようです。


職場からは少し遠くなりましたが、長男家族と同居して賑やかになり、自然に囲まれる中で四季を感じ、充実した毎日を送っています。

土間.JPG


薪ストーブ.JPG

少し身体が不自由になった夫も、自分の生まれた家に再び住めるようになり、「息子がいい仕事をしてくれた。」と喜んでいます。私にとっても終の棲家になりました。

再生後.JPG

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posted by 福岡聖恵病院 at 10:36 | めぐみだより