2019年09月17日

猫の恩返し

先週のことです。当院の敷地内に子猫が2匹捨てられていました。第一発見者?のリハビリのN君が私の所に来て、「どうしましょう?放っておいたら死んでしまうかも。」とのこと。一緒に見に行くと、なるほど子猫が2匹います。生まれたてではないですが、自分で動ける分、かえって車にひかれるかもしれません。とりあえず他の職員が用意した飲み水の入った段ボール箱に入れて、日陰の草むらに避難させます。その後、N君は里親探しへ、私はどうしたものかと、関係機関に連絡をしてみました。


まず、動物愛護センターです。返ってきた言葉が「親猫が戻って来るかもしれませんから、しばらく様子を見ていてください。」とのこと。それと直接引き取りとかは出来ないので、保健所に連絡してくださいとのことでした。次に保健所へ。「親猫が戻って来るかもしれませんから・・・。」何と先程と同じことを言われました。様子を見ろと言われてもねえ・・・。里親が見つかることを祈るばかりです。


その日は夕方研修があり、私はバタバタしていたので、その後どうなったか分からないまま夜を過ごしました。


次の日、朝から親猫がいたと言ううわさもありましたが、子猫のほうはと言うと、親切な夜勤明けの看護師さんにもらわれて行ったとのことでした。大騒ぎしましたが、一安心です。良かった、良かった。でも、その裏で大活躍した人物がいます。リハビリのN君です。彼は、発見されたその日の内に子猫を動物病院に連れていって、蚤の除去やらワクチン接種やらを済ませており、里親の看護師さんに引き渡したとのこと。安心してもらわれていったそうです。


私はこの話を聞いて、今どきこんな良い人がいるのかと感激しました。そして気になって、恐る恐る聞いてみました。「費用は高かったろう?(保険がきかないからなぁ。)」、N君いわく「保護猫って言ったら、先生が安くしてくれました。2万円を400円に・・・。」何と獣医の先生も良い方だったのです。良い人が良い人を呼んだのかなぁ、更に感激しました。


願わくば、今後N君に良い事がありますように!密かに「猫の恩返し」を待っています。


yjimage5.jpg

拍手する
posted by 福岡聖恵病院 at 13:47 | めぐみだより