2019年09月20日

さが水ものがたり館

先日、所用で佐賀に行った折に、以前から看板が気になっていた「さが水ものがたり館」に寄ってきました。場所は九州道 佐賀大和インターの近くです。事前に調べてなかったので、てっきり上下水道の施設に関するものと思っていましたが、実は防災・減災、河川環境の保持、河川愛護意識の啓発を目的としたもので、併せて佐賀の偉人「成富兵庫茂安(なりどみひょうごしげやす)」の治水・利水に関する功績を今に伝えるものでした。

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成富茂安は、江戸時代初めの佐賀藩の重臣で、若い頃は勇猛果敢な武将でしたが、後年は領内の水害の防止、灌漑事業、新田開発、上水道の建設などに尽力しました。手がけた事績は細かいものも入れると、100ヶ所を超えるとも言われています。また、後に白石神社では水の神として祀られました。私も小学3年から高校まで佐賀に住んでいたので、成富兵庫茂安の名前や「石井樋」を作って、佐賀藩の治水に尽くした人ということは知っており、懐かしく感じました。

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ところで館内を回っていると、ある写真パネルに目がとまりました。何と平成19年に当時、皇太子だった天皇陛下も来館されていたのです。日本全国津々浦々、色んな所に訪問されているのは知っていましたが、こんな田舎の小さな施設(失礼しました・・・)にまで来られているとは・・・。陛下の人柄を感じ、ますますファンになりました。


最後に、この「さが水ものがたり館」の裏手は、石井樋の水の流れを復元、整備した「石井樋公園」になっており、当日は緑の中、川の水のせせらぎが耳に心地よく、いい気分転換になりました。川の中に石積みも多く残っているので、興味のある方はぜひ行かれてみてください。

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posted by 福岡聖恵病院 at 18:22 | めぐみだより