2020年05月19日

祖父の愛

私の大好きだった祖父が4年前に亡くなりました。祖母は私が産まれる直前で亡くなったため、顔も見た事がありません。その分祖父が私に対し、祖母の分まで愛情を注いでくれました。祖父は幼稚園バスの運転手をしていたので、私は幼い頃から祖父の運転するバスで幼稚園の送迎をしてもらっていました。その時の私はまだ小さく、祖父がいつかいなくなる事など考えたことがありませんでした。


物心がついた頃には、私は部活や勉学に励み祖父の家に行くことが少なくなっていました。よく自宅に祖父から電話がかかってきていましたが、その内容は「何しているの?」「元気ね?」「遊びにこんね。」など些細なことでした。当時の私は、少し面倒くさそうに返事をしていたのを覚えています。


看護学校を卒業した私は、九州から出て東北地方の職場に就職が決まりました。祖父は、何度も私を止めました。「何かあってもすぐに会えないから、近くで就職しなさい。」と。そして福岡から出る前日、祖父に会いに行くと今まで見た事もない顔で涙を流していました。今でも忘れられません。


月日は経ち、4年後スマホに母や妹達から電話やメッセージが入っていました。「おじいちゃんが亡くなった。」と。入院していた事は母から聞いており、福岡に帰った時は顔を見せていました。当時一人暮らしをしていた私は、自分の事で精一杯で「おじいちゃんなら、きっと元気でやっているだろう。大丈夫。」と ばかり思い込んでいました。


突然の祖父の死の知らせに、私は全く理解ができませんでした。すぐに祖父のいる場所に向かいました。久しぶりに見た祖父は酷くやせ細っており、身体はすでに冷たかったです。その後、祖父の家から大量の日記が見つかりました。それは、ほとんどが私に対する内容でした。最後には、私の幼稚園の頃の写真が挟まっていました。その日、私は日が暮れるまで永遠に泣き続けました。


看護師として働いている今、患者さんと接する時、ふと祖父のことを思い出します。思い出さなかった事などありません。あの日「大切な人が、いついなくなるかわからない。」という言葉を痛感したからです。


人は二度死ぬと聞いたことがあります。

一度目は死んだ時

二度目は忘れられた時 です。


皆さんも、私のような辛い経験をされた事があるかと思います。どうか、いなくなってしまった人達の事を忘れないでください。そして、自分も含め家族を大切にし、一日一日を過ごしてほしいと願っています。


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posted by 福岡聖恵病院 at 17:52 | めぐみだより

2020年05月18日

「香椎散策〜平野神社〜」

みなさん、こんにちは。やっと福岡県も、緊急事態宣言が解除されましたね。それを受けて土・日に外出された方も多いのではないでしょうか?私も、さて天神にでも行ってみるか!・・・などと思う事はなく(そもそも街に用事がありません)、近所の香椎宮まで散歩してきました。


前回来た時よりは、参拝客が多いみたいですが、ぜんぜん「密」には、ほど遠い感じですね。ゆったりとしています。弁天池の菖蒲もまだ咲いてないなあなどと思いつつ、境内をしばし、ぶらぶら。そして香椎宮とその周辺の案内図に目をやると、敷地外には有名な「不老水」など諸々がありますが、その中に「平野神社」というのがありました。


平野というと、私の好きな幕末の福岡藩士「平野国臣」ゆかりの神社かなと思って、訪ねてみることに。ちなみに彼は、「わが胸の 燃ゆる思いに くらぶれば 煙はうすし 桜島山」と詠んだ勤王の志士です。


香椎宮の境内を抜けて、近くの住宅地に入ります。えーこんな所にと思う場所に、それはありました。何だかマンションの敷地内のようですが(隣接している)、何とも可愛らしい赤い鳥居が鮮やかな神社です。誰が祀られているのかは、分かりませんが、二礼二拍手一礼してお参りし、帰ってきました。


家に帰ってネットで調べると、香椎宮の末社にあたり、「仁徳天皇」を祀ってあるそうです。日本最大の古墳「仁徳天皇陵」で有名な方が何故ここにと思いましたが、考えてみると、なるほど香椎宮には、父君である「応神天皇」が祀ってあるから、そのゆかりなんでしょうかね。


まだまだ、地元でも知らない場所があるなあと思った、昼下がりのひとときでした。


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posted by 福岡聖恵病院 at 15:05 | めぐみだより

2020年05月15日

麒麟がくる

みなさん、こんにちは。今年のNHK大河ドラマは、戦国武将 明智光秀の生涯を描いた「麒麟がくる」ですね。光秀は、本能寺の変で主君 織田信長を討ったことで有名ですが、その半生は謎に包まれています。私も光秀が、

信長の家来になってからのことしか知りませんので、毎週、日曜夜8時を楽しみにしています。果たして戦乱の世に平和が訪れ、麒麟は来るのか、来ないのか?楽しみです。やっぱり、大河ドラマは戦国ものに限りますね。

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ところで「麒麟」と言えば、中国の神話に現れる想像上の生き物です。体は鹿に似て大きく、顔は龍に似て、牛の尾と馬の蹄を持っているそうです。(動物園にいるキリンとは、違います)一番分かりやすく言うと、キリンビールのラベルに描かれたあの動物(怪物?)ですね。


最近は、外出を控えているので、家で飲む機会が増えました。(私の場合、飲むと言っても、もっぱらコーラやジュース類ですが)今度、“麒麟がくる”を見る時は、キリンビールならぬ「キリンレモン」を飲みながら・・・、と密かに思っている今日この頃です。 (#^.^#)

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posted by 福岡聖恵病院 at 08:00 | めぐみだより

2020年05月14日

自転車

先日、自転車を買いました。

注文してから納車まで数ヶ月かかったので、喜びもひとしおです。

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デイケアには自転車こぎの動きをとりいれた運動がありますが、取り組まれている皆様はとてもお元気です。

負けないように、自分も運動しなければ。


本格的に乗るのは10年ぶりです。

乗り方は体が覚えているものですね。

安全のためにも、人ごみを避けて家の近くから運転を始めていきます。

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posted by 福岡聖恵病院 at 08:00 | めぐみだより

2020年05月13日

デイケア光明のお便りです

こんにちは、デイケア光明です。今回は、日頃の利用者様の様子をお伝えしたいと思います。先日、中庭の草取りをしました。普段外出の少ない中、貴重な日光をたくさん浴びました。


春日和の雨後の土は、手に触れる感触はふわふわと柔らかいです。雑草が所狭しと、ひしめいておりますのを、ひょこひょこと無心に草取りに専念されていました。そよ吹く風が微笑み、皆さまのお顔がキラキラと輝いていました。雑草は瞬く間に、大きなビニール袋2枚にまでなりました。


残念ながら作業の写真がありません。 ^_^;  あ〜残念です!!


翌週、春風に誘われて中庭カフェの開催です。椅子を準備し、車椅子の利用者様も一緒に中庭での美味しい紅茶を楽しみました。スタッフも交代で一緒に参加です。日頃は滅多に自席から動こうとはされないK様、又、何かと不満を言われるO様も、お庭に色づく花の彩りの美しさと青天井、春風を満喫しました。

「美味しいね。」「気持ちいいね!」、「わー寒いよ。」「でも暖かいね!」など皆さまのお声の弾みと沢山の笑顔をいただきました。

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今回は、しっかり写真に収めることが出来ました。 (^o^)丿

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posted by 福岡聖恵病院 at 08:00 | めぐみだより