11月に入り、急に秋色が濃くなってきました。
医療現場の皆さん、介護現場の皆さん、毎日のお仕事本当にお疲れ様です。
援助職(ケアマネージャー)として、必死に考え良かれと思いとった行動や発言を、支援の対象者がこちらの意図と異なる解釈をされて、不機嫌になられたり、クレームと言う形で返ってくることがあります。
「報われない仕事だなぁ」と身に染みて思い、崩れそうになります。自分で選んだ仕事、改めるところは改め、口角を挙げて笑顔を作り、気持ちをリセットして、翌日の業務に向かっています。
そんな時は(私事で恐縮ですが、)次のような信条を持ち続けています。
1. コンプライアンス遵守。
2. 正しい技術と知識の習得、それを生かす努力。
3. そして1、2を伝える技術。
中でも、3は難しい。他人様の琴線は見えないし、人の心は読めない。その中でクレームやお叱りを頂けた時は、振り返りとして
☆お叱りやクレームは、宝の山(自身の研鑽の糧)と考える。
☆自身が「傷ついた」と思うばかりでなく、対支援者も「傷ついている」と考えてみる。
☆毎日の自分の仕事の進め方、取り組む姿勢、ポリシーなど思考の回路を変更してみる。
☆後は、「天知る、地知る、己知る」とちょっぴり腹をくくり、自分の名前に恥じない行動で業務に当たる。(常日頃、そばで仕事ぶりを見ていてくれる仲間が居て、共感、慰め、励ましがあるとホッとしますね。私自身も他のスタッフに対し、そうでありたい。)
など援助職として10年の月日を過ごして来ました。たくさんの失敗やお叱りもありました。また反対に、感謝して頂けたこともありました。
誰に頼まれた訳でもない、自分の大好きな仕事です。
「働ける健康な身体、家族の支え」に感謝しながら、出来る限りこの仕事を続けたいと思っています。