2015年06月17日

「・・・病棟の中の両親・・・@ 」

  病棟をまわっていると、そこに私の両親がいるようで・・・、 思わず、立ち止まることがあります。


 私の両親は、父親が97歳、母親は9月で93歳になります。父は脳血管性の認知症で、母はアルツハイマー型の認知症です。父は、脳梗塞で2回倒れた事があります。幸い、早く気づき病院に運んだので、麻痺が出ることはありませんでした。しかし、脳の中はどんどん老化が進んでしまって・・・、今では自分に子供がいたことも、すっかり忘れてしまっています。母は、80歳くらいからアルツハイマー病になり、薬を服用してなんとか病気の進行を遅らせていますが、薬を飲まないと歩く事や食べる事・・・などの日常生活の動作も忘れてしまって、寝たきりの状態になってしまいます。


 私は、仕事をしながらそんな両親の介護をしてきましたが、昨年末、二人とも心臓が悪くなり、急遽入院した事で、自宅での介護は無理だと言う事になり、退院後は施設に入りました。

 週に1回、両親に会いに行きますが、両親と面会する時、私は、まず自己紹介をします。「私は、お父さんとお母さんの3番目の娘で、○○です。お父さんもお母さんも元気そうで良かったです。」父は、「ホーッ、こんな娘がおったとは・・・。」と、行くたびに嬉しそうに喜んでくれます。母は、「久しぶりに来たねー。」と笑顔で顔をくしゃくしゃにして答えてくれます。年老いた両親ですが、ふたりが生きていてくれることが、私の心の支えとなっています。(続く)


老夫婦@.jpg

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posted by 福岡聖恵病院 at 08:57 | めぐみだより

2015年06月16日

「寅さん」

デイケア無影樹では、6月14日の日曜日にDVD観賞を行いました。ご利用者様のリクエストで「男はつらいよ」です。ゆったりした雰囲気の中、皆さん思い思いの席で、「寅さん」を楽しんでおられました。

ところで、ブログをご覧になっている皆さんは、日曜日いかがお過ごしでしたか?

お家でくつろぎながら、映画を楽しまれた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

水田写真.JPG

ゆったりと羽を伸ばしたら、さぁ新しい一週間の始まりです。

今週も頑張るぞ!

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posted by 福岡聖恵病院 at 08:52 | めぐみだより

2015年06月15日

花飾りとババロア

6月にデイケア聖恵で行い好評だった、調理活動や作業活動の様子をご紹介いたします。


まずは、作業活動です。

今回は、バラとあじさいの壁飾りを作りました。お花、葉っぱの部分は、全て画用紙で作っています。

みなさん、「かわいいね」、「我ながら、良く出来たっ!!」と出来上がった作品を見ては、大喜びでした。ご利用者様の中には、奥様のために「どの色がいいかな。」と、あれこれ悩みながら作っておられたご主人様もいらっしゃいました。

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次は、調理活動です。

これは、ご利用者様と一緒に作った抹茶ババロアです。

作っている時には出来上がりが心配でしたが、3時のおやつに、皆さんが口にされると、「おいしい!!」、「こんなデザート食べたのは、久しぶり!!」と大変喜んでくださいました。

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今後も皆さんに喜んで頂けて、気分転換になるような活動を行っていきたいと思います。

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posted by 福岡聖恵病院 at 08:50 | めぐみだより

2015年06月12日

「はじめまして」

はじめまして、精神科のデイケア無影樹(むえいじゅ)といいます。

土曜日を除いて、毎日30名前後の方がご利用されています。

いろんな活動を行い、ご利用者様と毎日楽しく過ごしています。

今日は、梅雨の合間をぬってご利用者様と一緒に散歩に出ました

きれいに咲いた紫陽花が見られて、皆さん大喜びの一日となりました。

無影樹写真.JPG


次回は、ご利用者様が作られた色々な作品を是非ご紹介させてください。

お楽しみに。

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posted by 福岡聖恵病院 at 09:11 | めぐみだより

2015年06月11日

6月4日からの歯と口の健康週間に寄せてA

今回は、歯の磨き方です。ここが一番大切で、どんなに良い歯ブラシを使っても磨き方が悪ければ、汚れは残ったままです。

まずはブラッシング圧から、歯磨きの力加減です。歯ブラシをギュッと握って、大きな横磨きをされる方は、こうでないと磨いた気がしないと言われます。歯は一本一本丸い形をしています。こんな大雑把な磨き方では歯と歯の間や歯肉との境目など細かな部分が磨き残しになります。歯と歯の間の虫歯や、歯周病が進むのはこのような部分がいつも磨き残しになっているからです。また、ブラッシング圧が強いと歯肉のような柔らかい場所は摩擦で傷つき、退縮してきます。歯根部が表れ、削れ知覚過敏を起こしやすくなります。一度退縮した歯肉は元には戻りません。

力任せに磨かないようにしましょう。

歯と歯の間に歯ブラシの毛先を入れ込むように歯ブラシを歯面に垂直に当てます。当てた歯ブラシを振動させるような感じで細かく小さく横に動かします。

この時歯肉にも当たっていますので、力加減は腕で磨くのではなく、手首と指で軽く磨くイメージです。

いつもゴシゴシ磨いている方は、脱力することがなかなか難しいようです。

そんな時は、鉛筆を握るように歯ブラシをもってください。最初はなれませんが、毎日のことですからコントロールできるようになります。

前歯は、1歯立て磨きで仕上げ磨きをしてください。

歯並びが悪いところも、後ろに下がっている歯は毛先が届いてない為、磨き残しになります。そんな時は、歯ブラシの毛先の上の角の部分(つま先)や下の毛先の角の部分(かかと)、毛束の端の一列を当てたり、歯ブラシの一部分を使って細かい仕上げ磨きができます。

歯間ブラシやデンタルフロスなどを使用すればより良いでしょう。しかし、なかなか面倒でと思っている方は、歯ブラシ1本でも当て方の工夫しだいでぐんと効率はあがります。夜寝る前の歯磨きは仕上げを鏡の前で念入りにしてください。毛先がぴったり当たる角度がわかるはずです。又、歯ブラシは毛先がはみ出していなくても、1か月から1か月半に1回、新しいものと取り換えましょう。


歯みがき粉は、歯ブラシの毛の幅の3分の1くらいで十分です。つけすぎると、泡でいっぱいになり、長時間磨けず、清涼感だけで磨けた気分になってしまいます。歯みがき粉もほんとに多くの種類がありますが、補助的なものと考えて選択して大丈夫だと思います。歯周病に効果ありと書いてあればそれを信じて磨いてみましょう。また、フルーツ味が楽しくて歯磨きが好きになれば良いのではないでしょうか。歯みがき粉には、研磨剤、特にスクラブ入りのような着色を落としやすくするような物は、多量に長い間使用すると歯の表面が削れるようなことにもなります。前述のブラッシング圧の強い歯磨きと同じようになるのです。適量が大切です。


電動歯ブラシも音波式、超音波式、高速電動式などいろいろありますが、価格もさまざまでお手軽に試すのは難しいので、かかりつけの歯医者さんでご相談されたり、よく調べて購入し、正しい使用方法でお使いください。


以下、模型を使って写真を載せています。参考にしてください。

長くなりましたが、健康な歯と口は一生の「たからもの」です。

ご自分でご自分のお口のスペシャリストを目指していただければと思います。


歯C.JPG

@力を入れ過ぎています。


歯D.JPG

A軽く持ってみましょう。


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B鉛筆を持つように。


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C歯面にぴったり当てましょう。


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D1歯縦磨き、当て方の工夫を。

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posted by 福岡聖恵病院 at 09:12 | めぐみだより