2020年08月19日

虫取り

先日、5才の長男が「セミ捕まえたい。」と言ったため、照り付ける太陽の下、自宅の庭でセミ取りをしました。外の蒸し暑さを感じ、早く涼しい所に行きたいと思っている私とは違い、虫取り網でセミを捕まえた息子は大変喜び「僕、セミ持てるよ。」と得意気に言いました。その日は2匹捕まえました。

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数日後、今度は「バッタも捕まえたい。」と言ったので、私は草むしりをしながら息子と一緒にバッタを探しました。「今、バッタが飛んだよ。」「そっちに行ったよ。」と元気な息子の声。

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バッタやセミで盛り上がる事が出来る感性に圧倒されながらも、私も幼少時代にバッタやカマキリなど捕まえたりして、よく遊んでいたものだと、涼しい部屋に戻り麦茶を飲みながら、当時の自分と今の息子を重ね合わせるのでした。

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posted by 福岡聖恵病院 at 08:00 | めぐみだより

2020年08月18日

「毎日、暑いですね」

暑い毎日が続いていますが、皆さん元気にされていますか?一昨日までのお盆休みはいかがでしたか。少しは体を動かしましたか?

私は、朝の涼しいうちに立花山をゆっくり歩いて来ました。アスファルトの上はカリカリと暑いのですが、沢の近くを歩くと、涼しい風が吹いてきて、気持ち良かったですよ。

ゆっくり歩いてもダッシュで歩いても、目的地は一緒。焦らなくてもいいところが山歩きのいい所。マイペース、マイペース。


ところで、ゆっくり歩くとカロリーを消費しないから運動にならないと思っている方おられませんか?実は消費カロリーは、体重×スピード×時間×種目係数で計算するんです。

種目係数とは、水泳ならいくつ、陸上ならいくつ、登山ならいくつと決められます。

そしてスピード×時間って距離のことじゃないですか。

ということは、同じ山頂を目指して全力で走っても、ゆっくり登っても消費カロリーはあまり変らないということなんですね。

なので、この暑い夏はウォーキングも良し、ジョギングも良し、水泳も良し。熱中症にならないよう、無理をせずゆっくりとマイペースで体を動かしてくださいね。

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2020年08月17日

お盆の行事食

こんにちは。食事療養室です。

皆様、お盆休みはいかがでしたか?しっかりお休みが有った人、お盆なんて関係なく働いていた人、さまざまでしょうか。

しかし、今年はこの状況ですから、旅行や遠出もままなりません。「全っ然、お盆気分にならなかったんですけどー!」という方が多いのでは無いでしょうか。


さて、当院では、8月13日にお盆の行事食を提供しました。

献立をご紹介いたします。

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「8月13日 お盆行事食」

・精進かき揚げ

・ちらし寿司

・春菊の和え物

・お吸物

・水羊羹

・飲物


何かと行動が制限されがちな状況下にあって、私たちが食事に求めることが増えてきたように感じます。ただ空腹を満たすだけでなく、お家時間の楽しみとして、イベントの代わりとして、または在宅勤務の気分転換として…。実際、私の周りでも、外食派だったのに自炊に目覚めた人がチラホラいます。

食の果たす役割が、ますます高まりそうですね。

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posted by 福岡聖恵病院 at 10:16 | めぐみだより

2020年08月13日

幸せの黄色

この写真は、何でしょう?

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そう!よく分かりましたね。

パプリカです。


5病棟のベランダで見事に実りました。

6月に白く可愛い花を咲かせ、7月の終わりの大雨に打たれ、8月に入ってからの猛暑の中で、緑色の小さな実をつけて、すくすくと育ち、お日様の光をもらって、幸せの黄色に見事に変身しました。水かけを手伝ってくださったスタッフや患者様。肥料をやったり、虫に食べられるのを心配したり・・・「ほんとに黄色くなるのかなぁ〜。」不安そうにつぶやく声も聞かれました。それが、ある日、素晴らしい天然の黄色に変わっていて・・・感動でした。


『雨に燻り 月は陰り 木陰で泣いてたのは誰 一人一人 慰めるように 誰かが呼んでいる 喜びを数えたら あなたでいっぱい 帰り道を照らしたのは 思い出のかげぼうし』


みんなが大好きな「パプリカ」の歌!5病棟の歌声サークルでもみんなで歌っています。ベランダに洗濯物を干しに行く度に、黄色く変身するパプリカを見るのを楽しみにしてくれている5病棟のみなさん。初物のパプリカは、薄切りにしてさっと茹で、少しずつでしたが、みんなでいただきました。


「おいしいね!」お日様の光をいっぱいに浴びた黄色いパプリカは、少し甘くて新鮮でおいしかったです。5病棟のみなさんを元気にしてくれるパプリカの歌は、みなさんの心の中に、これからもたくさんの希望の花を咲かせてくれることでしょう。ありがとう!

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posted by 福岡聖恵病院 at 08:00 | めぐみだより

2020年08月12日

フラリーマン日記episode.33(壱岐編)

私が、以前勤務していた病院での出来事です。

1人のある男性が入院されていました(以降、Aさんと呼びます)。


Aさんは、長崎県壱岐島のご出身。お生まれも育ちも壱岐、壱岐で漁師を生業にされていましたが、病気に罹患し長期入院をされる様になってからは、福岡で看護師をされている娘さんを頼り、福岡市内の病院に入院されていました。


私の勤務していた病院に転院されてこられた時には、既に意識障害があり、話しかけても全く反応が無い状態でした。


Aさんが入院されてまもなくの事、主治医より娘さんにAさんの余命宣告がされ、それを受けた娘さんは「父を壱岐へ帰らせてあげたい。」と主治医へ申し出られます。


主治医は了承し、退院調整の業務を行っていた私は、Aさんを壱岐まで搬送する業者の手配にとりかかりました。


しかし、Aさんの状態はかなり悪く、私は搬送業者を10社以上あたりましたが、何れもAさんの状態を聞くと壱岐までの搬送は難しいと断られてしまいました。

娘さんの「途中で何かあっても一切苦情は言わない、一筆書いてもよい」との意思を伝えても、です。


私は、業者が見つからない事を院長先生に報告しました。

すると、院長先生は「業者が無理なら、我々で連れて行こう。」と言ってくださり、病院車で搬送する事となりました。


Aさんにはあまり時間が無かったことから、急ぎフェリーの手続き(乗船中に車内に人が残るには、運航会社への申請と許可が必要になります)や転院先の病院までの経路確認を済ませ、翌々日に院長先生と病棟師長、臨床工学技士と私(運転手として)の4名にて、雨の降るなか早朝5時に病院を出発、Aさんを乗せ壱岐へと向かいました。


道中は順調で、昼過ぎには転院先の病院へ到着しました。

病院へ到着すると、娘さんを含むご家族の方々が待っておられ、こちらが恐縮するほど感謝され、この仕事をしていてよかったと感じた瞬間でした。


帰りは、壱岐名産のウニ定食を院長先生がごちそうしてくださり(激ウマ!)、この仕事をしていてよかった事を再実感(笑)


帰りは雨が止み、空には虹が綺麗に出ていました。

夕方には無事福岡へ到着。


それから数日経ったある日、院長先生より壱岐へ行ったメンバーへ1通のメールが届きます。

内容は、Aさんのその後に関する娘さんから院長先生宛のメールに、院長先生からのメッセージが付加されたものでした。


Aさんが搬送された日の夜、Aさんは奇跡的に目を覚まし、横にいた娘さんに「ここは何処?」と尋ねられたそうです。

娘さんは驚きながらも、壱岐に帰ってきた事を伝えると、Aさんは涙を流して喜ばれ、また眠りにつかれたそうです。

その後は2度と目を覚まされることはなく、数日後に亡くなられたとの事であり、メールは院長先生からメンバーに対する労いと感謝の言葉で締めくくられていました。


私は医事担当ですから、病院内では裏方の仕事です。

普段は請求以外の事で、患者さんやその家族の方々と深く関わる事はあまりないのですが、院長先生からのメールを読み、今回の搬送は緩和ケアの一環だった、医療従事者の端くれとして少しは有為な存在であれたのかと、当時携われた事を嬉しく思えた事を、先日妻と壱岐の話をしていて、何気に思い出しました。


帰りの道中で見た、掴めそうなくらいはっきりとした素晴らしい虹とともに、Aさんの搬送劇は私にとって心に残る出来事の一つです(忘れかけていましたが(笑)


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posted by 福岡聖恵病院 at 10:22 | めぐみだより