こんにちは、食事療養室です。
2月も後半、いやもう終わろうとしています。
お天気がいい日も続き、少しずつ春の訪れを感じます。
わたくしごとですが、先日、亡くなった父の四十九日法要が終わりました。
無事に済ませることができたことにほっと一息つきながらも、まだまだ失った悲しみや淋しさは深く大きなまま日々を過ごしています。
この冬一番の大雪の日、何もかもが真っ白く包まれた日に旅立ちました。
厳しい寒さでしたが、降り続く雪で夜も明るく何だかとても不思議な日々でした。コロナ禍、雪での交通機関ストップなどありましたが、家族みんなが集まれて、父をきちんと見送ることができました。
それから約2ヵ月、あっという間のような、長かったような・・・。当初はやらなければならないことが結構あることに戸惑う日々でした。母とは、ひとつひとつ父の用事を丁寧に済ませていけば、それが父への供養になるだろうと話しながら今もなおやっていっています。
父にまつわる話を、母からだけでなくいろんな方から聞くことができ、父の人となりや、これまで知らなかった姿を知ることができたりもしています。
父を想うことができたこの期間は私にとって新たな尊いものとなっています。
和尚様からは、少しずつ前へ進むことが供養になりますよというお言葉を・・・。
もうどうやったって会うことはできないけれど、私の心の中にはずっといてくれていることを感じる日々を過ごせました。そしてこれからも・・・この尊ぶ日々は毎日続くのだと思うと、何だかふっと心穏やかになれたりする今日この頃なのです。